
「夜景をドローンで撮りたいけど、申請が必要なの?」
「夜間飛行の許可ってどうやって取るの?」
ドローンの夜間飛行(日没後〜日の出前)は航空法上の「特定飛行」に該当し、飛行許可申請が必要です。無許可での夜間飛行は航空法違反となり、罰則の対象になります。
この記事では2026年時点の夜間飛行申請の手順・必要な安全対策・よくある注意点を初心者向けに解説します。
📋 この記事を読めばわかること
- 夜間飛行の法律上の定義
- 飛行許可申請の手順(DIPS2.0)
- 夜間飛行に必要な安全対策
- 国家資格で申請が省略できるケース
夜間飛行の定義と申請が必要な理由
航空法では「夜間飛行」を日没後から日の出前の時間帯でのドローン飛行と定義しています。この時間帯の飛行は特定飛行に該当し、原則として国土交通大臣の承認が必要です。
夜間は視界が悪く障害物の発見が遅れやすいため、より高い安全基準が求められます。無許可での夜間飛行は航空法違反となり、1年以下の懲役または50万円以下の罰金の対象になります。
夜間飛行の申請フロー

STEP 1:飛行エリア・条件を確認
夜間飛行はそれだけで特定飛行ですが、加えてDID地区・空港周辺・150m以上の高さに該当する場合は別途の許可も必要です。DIPS2.0の地図機能やドローンフライトナビで事前に確認しましょう。
STEP 2:飛行許可・承認申請(DIPS2.0)
飛行の2〜3週間前にDIPS2.0から申請します。「夜間飛行」の項目にチェックを入れ、飛行日時・場所・機体情報・安全管理体制を入力します。審査には通常10開庁日程度かかります。
STEP 3:許可証を受け取る
審査通過後にメールで通知が届きます。許可証はスマホに保存または印刷して飛行時に携行しましょう。
STEP 4:飛行計画の通報(飛行開始前まで)
ドローンを飛ばす前までに、DIPS2.0から飛行計画を通報します。飛行日時・場所・使用機体を登録してください。
STEP 5:安全確認・飛行実施
照明装置の動作確認・補助者の配置・バッテリー残量を確認してから飛行します。
STEP 6:飛行終了の通報・飛行日誌の記録
飛行終了後、DIPS2.0から飛行終了の通報を行い、法定の飛行日誌に記録をつけます。
夜間飛行に必要な安全対策
- 灯火の装備:夜間でも機体の位置・向きがわかる灯火(LED等)の装備が必要
- 補助者の配置:夜間の目視飛行では周囲を監視する補助者を配置する
- 飛行前点検の徹底:暗所での点検は見落としが発生しやすいため昼間に実施
- バッテリーの予熱:気温が低い夜間はバッテリー性能が低下するため十分に予熱する
- 離着陸場所の確保:夜間でも安全に離着陸できる照明付きの場所を確保する
国家資格で申請が省略できるケース
二等以上の国家資格を持ち、国土交通省の認証を受けた機体を使用する場合、夜間飛行の許可申請が不要になるケースがあります。頻繁に夜間飛行を行う予定がある方は、国家資格の取得を検討しましょう。
まとめ|夜間飛行は申請必須・安全対策を徹底して実施
- 日没後〜日の出前のドローン飛行は特定飛行。飛行許可申請が必須
- 申請はDIPS2.0から無料で行える。飛行の2〜3週間前に申請
- 灯火の装備・補助者の配置・バッテリー予熱など安全対策を徹底する
- 国家資格(二等以上)+認証機体で申請が省略できるケースあり
- 飛行終了後はDIPS2.0から速やかに終了報告を行う
▼ 機体登録(DIPS2.0)の手順を確認したい方
▼ 飛行許可申請の全体像を確認したい方
▼ 飛行計画の通報手順を知りたい方
▼ 国家資格の費用・補助金を確認したい方
よくある質問
▶ Q. 日没直後のドローン飛行も夜間飛行に該当しますか?
A. はい、日没後は時刻に関わらず夜間飛行に該当します。日の入り時刻は季節・場所によって異なるため、気象庁の日の出・日の入り時刻表で事前に確認しましょう。
▶ Q. 夜間飛行の許可申請にかかる費用は?
A. 申請自体は無料です。ただし審査期間(10開庁日程度)を考慮して、飛行予定の2〜3週間前には申請しましょう。





