
「DIPS2.0で飛行計画って何を入力するの?」
「飛行許可申請と飛行計画申請の違いがわからない」
DIPS2.0には「飛行許可・承認申請」と「飛行計画の通報」の2種類があり、混同している初心者が多いです。
この記事では2つの違い・どちらが必要か・飛行計画の具体的な入力手順を初心者向けに解説します。
📋 この記事を読めばわかること
- 飛行計画申請と飛行許可申請の違い
- 飛行計画の通報が必要なケース
- DIPS2.0での飛行計画入力手順
- よくあるエラーと対処法
飛行計画申請と飛行許可申請の違い
| 項目 | 飛行許可・承認申請 | 飛行計画の通報 |
|---|---|---|
| 目的 | 特定飛行の許可を得る | 飛行前に計画を国に通知する |
| タイミング | 飛行の2〜3週間前 | 飛行させる前まで(直前でも可) |
| 必要なケース | DID・夜間・目視外・空港周辺など | 特定飛行を行うすべての飛行 |
| 審査 | あり(10開庁日程度) | なし(通知のみ) |
| 手数料 | なし(無料) | なし(無料) |
飛行計画の通報が必要なケース
航空法第132条の87の規定により、特定飛行を行う場合は原則として飛行前に飛行計画を通報する必要があります。
特定飛行とは以下の飛行です:
- 空港周辺・DID地区・150m以上の高さでの飛行
- 夜間飛行
- 目視外飛行
- 人・物件から30m未満の飛行
- 危険物輸送・物件投下
DIPS2.0での飛行計画入力手順
STEP 1:DIPS2.0にログイン
DIPS2.0(https://www.dips-reg.mlit.go.jp/)にアクセスしてログインします。
STEP 2:「飛行計画の通報」を選択
ダッシュボードから「飛行計画の通報」→「新規通報」をクリックします。「飛行許可・承認申請」と間違えないよう注意してください。
STEP 3:飛行情報を入力
以下の情報を入力します:
- 飛行日時(開始・終了予定時刻)
- 飛行場所(住所または緯度・経度)
- 飛行目的(空撮・農薬散布・点検など)
- 使用する機体(登録済みの機体から選択)
- 飛行方法(特定飛行の種別)
- 飛行許可番号(飛行許可申請が必要な場合)
STEP 4:内容確認・通報送信
入力内容を確認して「通報する」ボタンをクリックします。通報番号が発行されたら完了です。
【補足】飛行計画を変更・キャンセルする場合
天候不良などで飛行を中止、または日時を変更する場合は、DIPS2.0から通報の「変更」や「削除」を行ってください。
よくあるエラーと対処法
「機体が見つかりません」エラー
DIPS2.0に機体登録が完了していない状態です。先に機体登録を済ませてから飛行計画の通報を行いましょう。
「飛行許可番号が無効です」エラー
飛行許可の有効期間が切れているか、飛行場所・方法が許可の範囲外になっています。飛行許可の内容を再確認してください。
まとめ|飛行計画の通報は飛行24時間前までに
- 「飛行許可申請」と「飛行計画の通報」は別物。許可申請は2〜3週間前、計画通報はフライトの直前まで
- 特定飛行を行う場合は飛行計画の通報が原則必要
- 通報はDIPS2.0から無料で行える
- 未通報や虚偽の通報で特定飛行を行うと「30万円以下の罰金」の対象になる
▼ 機体登録(DIPS2.0)の手順を確認したい方
▼ 飛行許可申請の方法を知りたい方
▼ 包括申請のコツを知りたい方
▼ 飛ばせる場所の調べ方を知りたい方
よくある質問
▶ Q. 趣味の空撮でも飛行計画の通報は必要ですか?
A. 特定飛行(DID・夜間・目視外など)に該当する場合は必要です。郊外の広い場所で日中・目視内・人から30m以上離れて飛ばす場合は通報不要のケースがあります。飛行条件を確認してから判断しましょう。
▶ Q. 飛行計画の通報を忘れた場合はどうなりますか?
A. 通報義務がある特定飛行において、通報を怠ったり虚偽の通報を行った場合は、航空法第157条の4に基づき「30万円以下の罰金」が科されます。必ず飛行前に通報を済ませてください。




