【2026年版】DIPS2.0でドローンの機体登録をする手順|費用900円〜・必要なもの・登録記号・リモートID

100g以上のドローンは、DIPS2.0で機体登録をしないと飛ばせません。この記事では、登録の手順・費用・必要なもの・登録後にやること(登録記号の表示とリモートID)を、国土交通省の公式情報に沿って順番に整理します。

この記事は公開情報をもとにした手順の整理です。DIPS2.0の画面は更新されることがあるため、細かいボタン名などは公式マニュアルもあわせて確認してください。

 

この記事の結論

  • 手数料は1機900円(オンライン申請で、本人確認をマイナンバーカードかgBizIDで行う場合)。運転免許証・パスポートで本人確認をすると1,450円です。
  • 必要なのは本人確認書類・機体の製造番号・所有者と使用者の情報です。
  • 登録記号の発行までは、申請から最大で合計10開庁日ほどが目安です(手数料の納付通知まで1〜5開庁日、納付後の発行まで1〜5開庁日)。
  • 登録記号が出たら、機体への表示(25kg未満は文字の高さ3mm以上)とリモートIDの設定を済ませてから飛ばします。

 

そもそも機体登録が必要なドローンは?

2022年6月20日から、重量100g以上(機体本体とバッテリーの合計)の無人航空機は登録が義務になりました。登録していない100g以上の機体は、屋外で飛ばすことができません。

ケース 登録は必要?
DJI Mini 4 Pro など249g以下の機体 必要(100g以上のため)
100g未満のトイドローン 不要(ただし小型無人機等飛行禁止法・条例は適用)
屋内だけで飛ばす 屋内の飛行は航空法の規制対象外(どこまでが「屋内」かは国交省の解説で確認)
中古で購入した機体 必要(前の所有者の登録の扱いに注意)

100g未満の機体のルールは、ドローン100g未満の規制まとめで詳しく解説しています。

 

機体登録にかかる費用

申請方法 本人確認の方法 1機目 同時申請の2機目以降
オンライン マイナンバーカード/gBizID 900円 890円
運転免許証・パスポート(顔認証)など 1,450円 1,050円
書面 書類の郵送 2,400円 2,000円

出典:国土交通省「ドローン登録システム よくある質問」(2026年9月25日確認)

登録の有効期間は3年です。更新の手数料も、新規登録と同じ額がかかります。

支払方法は、クレジットカード、Pay-easy(ペイジー)対応のATM、Pay-easy対応のインターネットバンキングから選べます。ただし、郵送で本人確認をする場合はクレジットカードで納付できません。

 

登録の前に用意するもの(チェックリスト)

用意するもの ポイント
本人確認書類 個人はマイナンバーカード(最安)、運転免許証、パスポートなど。法人はgBizID
機体の製造番号(シリアルナンバー) 機体本体・バッテリー収納部・外箱・アプリの機体情報などに記載されていることが多い
メーカー名・型式 DJIなど主要メーカーの機体は、一覧から選べる場合がある
所有者の情報 住所・氏名・メールアドレス・電話番号
使用者の情報 所有者と違う場合(家族が飛ばす、会社の機体など)は使用者も入力
マイナンバーカード読み取り用のスマホ マイナンバーカードで本人確認をする場合

よくある迷いポイント:「所有者」と「使用者」の違い

所有者は機体を持っている人、使用者はその機体の使用に責任を持つ人です。自分で買って自分で飛ばすなら同じ人になります。法人が所有する機体は、基本的に法人が使用者になります。

 

DIPS2.0で機体登録をする手順

手順1:DIPS2.0のアカウントを作る

DIPS2.0ポータルでアカウントを開設し、ログインします。ログインできないときの対処法はDIPS2.0のログイン方法とエラー対処にまとめています。

手順2:「無人航空機の登録」から新規登録を選ぶ

ログイン後のメニューから、機体の新規登録に進みます。

手順3:所有者・使用者の情報を入力し、本人確認をする

本人確認の方法で手数料が変わるため、マイナンバーカードが使えるならマイナンバーカードを選ぶのがおすすめです。

手順4:機体の情報を入力する

メーカー、型式、製造番号などを入力します。メーカーが認めていない改造をしている場合は、その内容も届け出が必要です。動力や操縦方式を大きく変えた場合は、別の型式として登録し直す必要があります。

手順5:申請内容を確認して送信する

送信後、審査が行われます。手数料の納付通知まで1〜5開庁日が目安です。

手順6:手数料を納付する

納付通知が届いたら、指定の方法で手数料を支払います。

手順7:登録記号を受け取る

納付後1〜5開庁日を目安に、登録記号(「JU」から始まる記号)が発行されます。

エラーや不備で進めないときは、DIPS2.0のエラー・トラブル対処法を参考にしてください。法人で登録する場合はDIPS2.0の法人登録方法をご覧ください。

 

登録後に必ずやること:登録記号の表示とリモートID

登録記号の表示ルール

項目 ルール
文字の高さ 25kg未満:3mm以上/25kg以上:25mm以上
表示する場所 胴体のうち工具なしで取り外せない部分の表面で、外から見やすい場所(バッテリーのふたなどは不可)
表示の方法 シール、油性ペン、塗装、刻印など、はがれにくい方法
色 表示する場所の地の色とはっきり区別できる色

貼る位置のコツは登録記号の表示ルールと貼り方で解説しています。

 

リモートIDの設定

登録した機体は、原則としてリモートID機能(機体の識別情報を電波で発信する機能)を備える必要があります。リモートIDを内蔵した機体は、登録記号などの情報を書き込んで有効にします。手順はリモートIDの設定方法をご覧ください。

次のケースは、リモートIDの搭載が免除されます。

  • 2021年12月20日〜2022年6月19日の事前登録期間に登録した機体
  • 係留(ひもなどでつないだ状態)で飛ばす場合
  • あらかじめ国に届け出た区域(リモートID特定区域)で飛ばす場合

 

リモートIDを内蔵していない機体は、外付けのリモートID機器が必要です。購入前に、DIPS2.0に登録できる機器か(技術基準に適合しているか)を確認してください。

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よくある迷いポイント:「登録したら、もうどこでも飛ばせる?」

機体登録は「飛ばしてよい機体」にするための手続きです。DID上空や夜間など特定飛行に当たる場合は、別に許可・承認が必要です。飛行許可申請の種類まとめで確認してください。

 

更新・売却・廃棄のとき

場面 やること
有効期間(3年)が近づいた 更新申請。有効期限の1か月前以降に更新すると、新しい期限は「満了日の翌日から3年」になります
機体を売る・譲る 登録を抹消してから売るか、売った後に新しい所有者と一緒に所有者の移転手続きをする
紛失・廃棄した 登録の抹消手続き
住所・氏名などが変わった 変更の届出

抹消の手順はDIPS2.0で機体登録を削除・抹消する方法で解説しています。

 

よくある質問

Q. 登録しないで飛ばすと罰則はありますか?

100g以上の未登録機を飛ばすと、1年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金の対象です。登録記号を表示していない場合や、リモートIDの搭載義務に違反した場合は50万円以下の罰金の対象になります。

Q. 登録記号が届くまで飛ばせませんか?

100g以上の機体は、登録記号が発行され、表示とリモートIDの設定が済むまで屋外で飛ばせません。申請から発行までは、目安で最大10開庁日ほどかかるため、飛ばす予定の日から逆算して早めに申請しましょう。

Q. 1台のドローンを家族で使う場合は?

所有者は1人(または1法人)で登録し、実際に飛ばす家族を使用者として登録します。所有者と使用者が同じでない場合は、両方の情報が必要です。

 

まとめ

  • 100g以上の機体は登録が義務で、手数料はマイナンバーカード利用なら1機900円です。
  • 用意するのは本人確認書類・製造番号・所有者と使用者の情報です。
  • 登録記号の発行まで最大10開庁日ほどかかるので、早めに申請します。
  • 発行後は登録記号の表示とリモートIDの設定を済ませてから飛ばしましょう。

全体の流れを確認したい方は、ドローンの始め方|初心者の5ステップもあわせてどうぞ。

 

参照元一覧

※罰則の内容は、行政書士法人による罰則一覧の解説(2026年7月更新)で照合しています。最終的な判断は条文・国土交通省の公式情報で確認してください。

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