
「100g未満のドローンは何でも自由に飛ばせる?」
「機体登録も許可申請も不要?」
「100g未満でも禁止される場所がある?」
「100g未満なら規制なし」は大きな誤解です。航空法の機体登録・飛行許可申請の一部が免除されますが、他の法律・条例は100g未満でも適用されます。
この記事では100g未満のドローンに何が適用されて何が免除されるかを正確に整理します。
📋 この記事を読めばわかること
- 100g未満で免除される規制
- 100g未満でも適用される規制・法律
- 100g未満の代表的な機種
- 100g未満を選ぶべき人・そうでない人
100g未満で免除される規制・適用される規制
「航空法における無人航空機の対象は、重量100g以上の機体です。100g未満の機体は航空法上の無人航空機には該当しません。」
| 規制・法律 | 100g以上 | 100g未満 |
|---|---|---|
| 機体登録(DIPS2.0) | 必要 | 不要 ✅ |
| リモートID | 必要 | 不要 ✅ |
| 飛行許可・承認申請 | 特定飛行は必要 | 不要 ✅ |
| 飛行計画の通報 | 特定飛行は必要 | 不要 ✅ |
| 小型無人機等飛行禁止法 | 適用 | 適用 ❌ |
| 各自治体の条例 | 適用 | 適用 ❌ |
| 電波法 | 適用 | 適用 ❌ |
| 土地所有者への許可 | 必要 | 必要 ❌ |
⚠️ 重要:「100g未満 = 規制なし」は誤りです。小型無人機等飛行禁止法・自治体条例・電波法・土地所有者への許可は100g未満でも適用されます。官邸・国会議事堂・原子力施設周辺での飛行は100g未満でも違法です。
100g未満でも飛ばせない場所
- 国会議事堂・内閣総理大臣官邸周辺:小型無人機等飛行禁止法により100g未満でも禁止
- 原子力事業所周辺:同上
- 外国公館・防衛関係施設周辺:同上
- 条例で飛行禁止の公園・海浜:自治体条例は100g未満でも適用
- 私有地の上空:土地所有者の許可が必要(重量に関係なし)
💡 よくある迷いポイント
「100g未満だから公園で飛ばしても大丈夫」と思っている方が多いですが、公園の多くは自治体条例でドローンの飛行を禁止しています。100g未満でも条例は適用されるため、飛行前に自治体への確認が必要です。
100g未満の主な機種
| 機種 | 重量 | 価格目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| DJI Neo | 135g(航空法対象) | 約37,000円〜 | ※135gのため機体登録が必要 |
| DJI Mini 4K | 249g(航空法対象) | 約44,000円〜 | ※249gのため機体登録が必要 |
| Ryze Tello | 約80g | 約10,000〜15,000円 | 室内練習・入門機・100g未満 |
| トイドローン各種 | 10〜80g程度 | 3,000〜15,000円 | 室内用・カメラなし・練習用 |
⚠️ 注意:DJI NeoとDJI Mini 4Kは「249g未満」と表記されることがありますが、どちらも100g以上のため機体登録が必要です。「249g未満」は「200g超の規制区分より軽い」という意味であり「100g未満」ではありません。
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100g未満を選ぶべき人・そうでない人
- ✅ 室内練習・子供の玩具として使いたい方:100g未満のトイドローンが最適
- ✅ FPV操縦の練習をシミュレーターの前にしたい方:室内用の軽量機が向いている
- ❌ 屋外で本格的な空撮をしたい方:100g未満の機体は画質・飛行安定性が低い。DJI Mini 4K(249g)以上を推奨
- ❌ 「規制なしで飛ばしたい」が目的の方:条例・禁止法は100g未満でも適用されるため、この目的での100g未満選びはミスマッチ
まとめ|100g未満は航空法の機体登録・申請が不要だが条例・禁止法は適用される
- 100g未満は航空法の機体登録・リモートID・飛行許可申請・飛行計画の通報が不要
- 小型無人機等飛行禁止法・自治体条例・電波法・土地所有者への許可は100g未満でも必要
- 官邸・国会議事堂・原子力施設周辺・条例禁止の公園は100g未満でも飛行禁止
- DJI NeoとDJI Mini 4Kは「249g未満」だが100g以上のため機体登録が必要
- 屋外の本格空撮には画質・安定性の面からDJI Mini 4K以上を推奨
▼ 免許不要のドローンを探している方
▼ ドローンの規制全体を確認したい方
▼ DJI Mini 4Kのレビューを確認したい方
よくある質問
▶ Q. DJI Neoは100g未満ですか?機体登録は必要ですか?
A. DJI Neoは約135gのため100g以上です。航空法上の機体登録・リモートID設定が必要です。「249g未満」の表記がありますが、100g未満ではありません。
▶ Q. 100g未満のドローンで空撮した映像を商業利用できますか?
A. 機体の重量と商業利用は別の話です。100g未満でも商業目的の空撮は可能です。ただし撮影場所の条例・土地所有者への許可・肖像権などの確認は重量に関係なく必要です。
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DronePass 運営者
2025年からドローンを始め、DJI Mini 4 Proを購入。DIPS2.0での機体登録・飛行許可申請を自ら経験し、国家資格(二等)取得に向けて勉強中。法律・機材・飛行ルール・機種レビューを実体験ベースで発信しています。



