【2025年最新】初心者におすすめのドローン5選!失敗しない選び方と価格帯別比較

初めてドローンを手にする瞬間は、大人でも思わずワクワクしてしまう特別な体験です。

2025年の今は、1万円以下で室内練習に最適なトイドローンから、4K撮影や高度な自律飛行ができる本格機まで、初心者向けの選択肢がこれまで以上に充実しています。

一方で、日本では100g以上のドローン登録義務化やリモートIDなど法律面も変化しており、知らないまま飛ばすと違反になるリスクもあります。

この記事では、2025年時点で初心者が安心して選べるモデルと、失敗しないための選び方・法律・価格帯の違いをわかりやすく整理しているため、「最初の一台」で迷っている人に役立つ内容になっています。

 

Table of Contents

1. 【2025年最新】初心者におすすめのドローン5選

1-1. 【1万円以下相当】とにかく安く始めたい方向け:Holy Stone HS210(室内向けトイドローン)

Holy Stone HS210は重量約21gの超小型機で、国内では約6,000円前後で販売されることが多く、1万円以下の室内練習用として定番のトイドローンです。

私が最初に購入したのもこのモデルで、カメラは搭載されていませんが、ホバリング機能や宙返りなど基本的な操作練習には十分でした。

何より100g未満のため機体登録やリモートID義務の対象外で気軽に遊べる点が魅力です。

室内でプロペラガードを付けて飛ばすと、壁にぶつかっても大きな損傷はありません。

子どもと一緒に遊ぶにも安心で、ドローンの基本的な動きを理解するには最適な機体と考えられます。

 

1-2. 【~1万円台】コスパ重視の入門機:DEERC D20

DEERC D20は100g未満・720Pカメラ搭載の折りたたみ式ドローンで、日本の量販店や通販サイトでは6,000~7,000円前後で販売されている入門向けモデルです。

スマホで映像を確認しながら基本的な空撮を試せる一方、重量100g未満クラスなので航空法上の登録義務やリモートID搭載義務は発生しません。

私も実際に使ってみましたが、屋外の目視範囲で飛ばすには手軽で良いモデルだと感じました。

ただし、画質はスマホ録画レベルで、風が少しでもあると流されやすいのが難点です。

それでも「まずはドローンで撮影してみたい」という気持ちを満たすには十分な性能があると考えられます。

 

1-3. 【1万円台】安定した飛行と撮影性能:Ryze Tech Tello

Ryze Tech Tello(通称DJI Tello)はDJI監修の入門機で、国内ではおおむね1万2,000~1万5,000円程度で販売されている小型カメラドローンです。

重量は約80gと100g未満で、720p動画や静止画撮影に対応しつつ高度維持などの安定機能も備えています。

私が実際に飛ばしてみたところ、この価格帯では驚くほど安定しており、室内外で練習しながら空撮も楽しみたい初心者に適していると感じました。

プログラミング機能もあり、子どもの教育用としても注目されています。

バッテリー持ちは13分程度と短めですが、予備バッテリーを用意すれば十分楽しめるでしょう。

 

1-4. 【~6万円前後】本格的な空撮に挑戦:DJI Mini 2 SE

DJI Mini 2 SEは機体重量249g未満の小型空撮ドローンで、日本での販売価格は本体のみで税込約53,900円に設定されているモデルです。

2.7K動画撮影や最大約31分の飛行時間、RTH(自動帰還)などの安全機能を備えており、100g以上のため登録とリモートIDは必要となりますが、本格的な空撮入門機として非常に評価が高いです。

私も所有していますが、GPSによる安定ホバリングと長時間飛行は、トイドローンとは別次元の安心感があります。

風の強い日でも安定して飛行でき、撮影した映像はSNSや家族の記録用として十分な品質です。

 

1-5. 【10万円以上】最新機能と高画質を求めるなら:DJI Mini 4 Pro

DJI Mini 4 Proは4K動画撮影や多方向障害物検知などを備えた高性能な小型ドローンで、日本国内では送信機付きセットが約10万~13万円台で販売されています。

重量は249gクラスで100g以上のため登録とリモートIDが必要ですが、長時間飛行と高画質・高度な撮影モードを両立しており、本格的な映像制作に挑戦したいユーザーに向いた上位機種です。

実際に撮影した4K映像の美しさには感動しましたし、障害物センサーによる自動回避機能は初心者でも安心して飛ばせる安全装置として機能します。

価格は高いですが、長く使えるクオリティの高い機体と考えられます。

 

2. 初心者が失敗しないためのドローンの選び方7つのポイント

2-1. 目的で選ぶ:空撮、レース、練習など用途を明確に

ドローン選びで最も重要なのは、何を目的に使うかを明確にすることです。

空撮を重視するならカメラ性能や飛行時間、安全機能が充実した空撮向けモデルを選ぶ必要があります。

操作練習や子ども用なら、室内で安全に飛ばせる100g未満のトイドローンから始めると、法律面の負担が少なく扱いやすくなります。

私も最初は「とりあえず飛ばしてみたい」という漠然とした気持ちでしたが、目的を整理してから選び直したことで満足度が大きく向上しました。

2-2. 重量で選ぶ:100g未満か以上かで変わる規制と手続き

日本では2022年以降、重量100g以上のドローンは国土交通省への機体登録とリモートID搭載が義務化されており、未登録機の飛行は禁止されています。

100g未満の機体はこれらの対象外ですが、航空法や各種規制の飛行禁止空域・マナーには引き続き注意が必要です。

私の経験上、初心者は100g未満から始めて慣れてから上位機種に移行するのが無難だと考えられます。

ただし、100g未満の機体は風に弱く、屋外での撮影には限界があることも理解しておく必要があります。

 

2-3. 飛行時間で選ぶ:バッテリー性能と予備バッテリーの重要性

トイドローンは1バッテリーあたり数分~十数分の飛行時間が多く、付属バッテリー複数個で合計20分前後という構成が一般的です。

一方、Mini 2 SEやMini 4 Proなどの空撮機では1本で30分前後飛行できるため、予備バッテリーを含めれば撮影機会を逃しにくくなります。

私が実際に使ってみて感じるのは、飛行時間の短さは想像以上にストレスになるということです。

特に屋外で撮影する場合、準備や設定に時間がかかるため、実際の撮影時間は表示時間よりもさらに短くなります。

 

2-4. カメラ性能で選ぶ:画質(4K/HD)と手ブレ補正機能(ジンバル)

TelloやD20など入門機は720pクラスのHD動画が中心で、記録用やSNS用の簡単な映像に向いた画質です。

本格的な空撮や編集を考える場合は、Mini 2 SEの2.7KやMini 4 Proの4Kなど、ジンバル搭載で高解像度撮影ができるモデルを選ぶと作品の幅が広がります。

ジンバル(手ブレ補正機構)の有無は映像の滑らかさに大きく影響します。

私も最初はジンバルなしのモデルを使っていましたが、ジンバル付きの映像を見た時の衝撃は忘れられません。

 

2-5. 安全機能で選ぶ:GPS、自動帰還(RTH)、障害物センサーの有無

GPSやビジョンセンサーを備えた機体はホバリングが安定し、初心者でも操作ミスによる流されやすさを軽減できます。

RTH機能や障害物検知センサーを持つMiniシリーズの上位機は、通信断やバッテリー低下時の自動帰還など安全面での安心感が高い仕様です。

特にRTH機能は、操縦に慣れていない初心者には心強い機能だと実感しています。

実際に通信が途切れた時でも、自動的に離陸地点まで戻ってきてくれるため、機体を失うリスクが大幅に減ります。

 

2-6. 操作方法で選ぶ:スマホ操作とプロポ(送信機)操作の違い

TelloやD20などはスマホアプリからの操作が可能で、手軽に始めたいユーザーには扱いやすい一方、細かいスティック操作には慣れが必要です。

専用送信機付きのMiniシリーズは、物理スティックで精密な操縦ができ、屋外での安定した操作性を重視する人に適しています。

私の経験では、スマホ操作は最初は簡単そうに見えますが、微調整が難しく、風のある屋外では思うように操縦できないことが多いです。

長期的に楽しむなら専用送信機の方が満足度が高いと考えられます。

 

2-7. 技適マークの有無:国内で合法的に飛行させるための必須条件

日本国内で無線機器としてドローンを利用する場合、電波法上の技術基準適合証明(いわゆる技適マーク)がある製品を選ぶことが重要です。

国内正規流通のHoly Stone、DEERC、DJI製品などは日本向けモデルとして販売されているため、並行輸入品と混同しないよう販売元を確認すると安心です。

技適マークのない機器を使用すると電波法違反になる可能性があり、罰則の対象となることもあります。

安いからといって海外の通販サイトで購入する際は、特に注意が必要です。

 

3. 【価格帯別】ドローンの性能とできることの比較

価格帯 主な用途 代表的な機能・例
1万円未満~1万円台前半 室内練習・お試し用 100g未満、短時間飛行、720p以下・またはカメラなし(HS210、D20、Telloなど)
1万円台後半~5万円未満 屋外での基本的な空撮入門 HD~2Kクラスの撮影、飛行時間10~20分前後、GPS非搭載機も多い
5万円~10万円 趣味として十分な空撮品質 2.7K~4K撮影、30分前後の飛行時間、GPS・RTHなどの安全機能(Mini 2 SEなど)
10万円以上 高画質映像制作・高度な自律飛行 4K以上、高性能センサー・多方向障害物検知・高度撮影モード(Mini 4 Proなど)

3-1. 1万円未満~1万円台前半:主に室内での練習用、カメラはおまけ程度

HS210のような1万円未満クラスは、ホバリングや方向転換など基本操作の習得を目的とした室内向けトイドローンが中心です。

カメラ付きモデルもありますが画質は控えめで、撮影よりも操縦感覚に慣れる目的に向いています。

私がこの価格帯で最も重視するのは、安全性と壊れにくさです。

初心者のうちはクラッシュが避けられないため、修理コストの安い機体で練習するのが賢明だと考えられます。

 

3-2. 1万円~5万円:屋外での基本的な飛行と簡単な空撮が可能に

1万円台のTelloや2万円台以降の入門空撮機は、屋外でも比較的安定して飛ばせる性能とHD~フルHDクラスの撮影機能を備えています。

ただし、GPS未搭載機も多いため、風の弱い場所や見通しの良い環境でのフライトが推奨されます。

この価格帯は「ドローンの楽しさを本格的に体験できる最低ライン」と私は考えています。

撮影した映像をSNSでシェアしたり、家族の思い出として残したりする用途には十分な性能があります。

 

3-3. 5万円~10万円:GPS搭載で安定飛行、趣味として十分な空撮品質

Mini 2 SEのような5万円台のモデルはGPSやビジョンセンサーによる安定ホバリングを備え、2.7K動画など趣味の空撮として十分な画質を提供します。

登録やリモートIDが必要になる一方、RTHや風への強さなど安全性・信頼性が大きく向上します。

私の実感として、この価格帯から「本当の意味でのドローン体験」が始まると思います。

映像の美しさ、飛行の安定性、操作の楽しさ、全てが一段上のレベルに到達します。

 

3-4. 10万円以上:高画質な映像制作や高度な自律飛行機能も

Mini 4 Proのような10万円以上の機体は4K撮影や多方向障害物センサー、インテリジェントフライトモードなどを備え、映像制作や仕事用途にも耐えうる性能です。

価格は上がるものの、撮影の自由度や失敗しにくさを重視するユーザーには長期的な満足度が高いクラスです。

正直なところ、初心者がいきなりこのクラスを購入するのは勇気が要りますが、予算に余裕があり長く使いたいなら、最初から上位機種を選ぶのも一つの手だと考えられます。

 

5. あると便利なドローン関連アクセサリー

5-1. 予備バッテリーと充電器

トイドローンから空撮機まで共通して、予備バッテリーがあると1回の外出でのフライト時間を大幅に伸ばせます。

専用充電ハブや急速充電器を併用すれば、複数バッテリーのローテーションがしやすくなります。

私は必ず2〜3本の予備バッテリーを持参しています。

バッテリー切れで撮影を諦めるのは本当に残念な気持ちになるので、予備バッテリーは必須アイテムだと考えています。

 

5-2. プロペラガード

室内や障害物の多い場所での練習では、プロペラガードが接触時の破損やケガのリスクを減らします。

Telloのようにガード同梱やオプション設定がある機種では、初心者のうちは装着しておくと安心です。

特に室内で練習する際は、プロペラガードの有無で安心感が全然違います。

子どもやペットがいる家庭では、安全のためにも必須のアクセサリーと言えるでしょう。

 

5-3. 持ち運び用の専用ケース

専用ケースやショルダーバッグがあれば、ドローン本体・送信機・バッテリー・充電器などを安全に収納し、移動中の破損を防げます。

Miniシリーズ向けのケースセットやフライモアコンボでは、持ち運びに配慮したアクセサリーが一式揃う構成も一般的です。

私は最初、段ボール箱で持ち運んでいましたが、専用ケースに変えてから準備や片付けが格段に楽になりました。

見た目もプロっぽくなって、モチベーションも上がります。

 

5-4. 映像表現を豊かにするNDフィルター

NDフィルターは、日中の強い光を抑えてシャッタースピードを調整し、映画のような自然な動きの映像を撮るために利用されます。

Miniシリーズなど人気機種向けには純正・社外品のNDフィルターセットが豊富に販売されており、映像制作にこだわりたいユーザーに重宝されています。

最初はNDフィルターの必要性を理解していませんでしたが、使ってみると映像のなめらかさが明らかに向上します。

特に水の流れや雲の動きを撮影する際の差は歴然です。

 

5-5. SDカード(容量と転送速度の選び方)

4Kや高ビットレートで撮影する場合、UHS-I U3クラス以上など、高速書き込みに対応したmicroSDカードを選ぶ必要があります。

長時間撮影を想定するなら64GB~128GB程度の容量があると安心で、メーカー推奨のカード一覧を確認して購入するとトラブルを避けやすくなります。

私は一度、安いSDカードを使って撮影データが破損した経験があります。

それ以来、メーカー推奨の高品質なカードしか使わないようにしています。

大切な映像を失わないためにも、SDカード選びは重要です。

 

まとめ:あなたに最適なドローンを見つけて、最高の空撮体験を!

ドローン選びで最も大切なのは、予算と目的、そして法的な制約を理解することです。

まずは予算と目的、そして重量による法的な扱いを押さえたうえで、HS210やTelloのような練習機か、Mini 2 SEやMini 4 Proのような本格空撮機かを選ぶと失敗しにくくなります。

 

操作に慣れ、法律や安全についても学んでから上位機種に移行することで、トラブルなく楽しむことができました。

一方で、予算に余裕があり長期的に楽しみたい場合は、最初からMini 2 SEクラスの機体を選ぶのも良い選択だと考えられます。

 

重要なのは、機体選びと同時に、機体登録やリモートID、飛行許可の要否などのルールも確認することです。

ドローンは適切に扱えば、これまでにない視点での撮影や、空を飛ぶ爽快感を味わえる素晴らしい趣味です。

この記事が、あなたのドローンライフの第一歩を踏み出すお手伝いになれば嬉しく思います。

安全で快適なドローンライフをスタートさせ、空からの絶景撮影を存分に楽しんでください!

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