
「ドローンの国家資格って取得費用がいくらかかる?」
「二等と一等でどのくらい違う?」
「補助金は本当に使えるの?」
ドローン国家資格は2022年12月に創設された比較的新しい資格制度です。費用の目安がわかりにくく、「スクールで30万円かかった」という声も聞かれます。
この記事では一等・二等それぞれの取得費用の内訳・補助金の活用方法・費用を抑えるポイントを解説します。
📋 この記事を読めばわかること
- 一等・二等それぞれの取得費用の内訳
- スクール費用と独学費用の比較
- 人材開発支援助成金で費用を最大75%削減する方法
- 費用を抑えながら確実に合格する方法
国家資格制度の概要
「無人航空機操縦者技能証明は、無人航空機を安全に飛行させるために必要な知識・能力を有することを証明するものです。一等と二等の2種類があります。」
取得費用の全体像
| 費用項目 | 二等(初学者) | 一等(初学者) |
|---|---|---|
| スクール受講費用 | 150,000〜300,000円 | 400,000〜600,000円 |
| 学科試験料 | 8,800円 | 8,800円 |
| 実地試験料 | 22,000円(登録講習機関なら免除あり) | 22,000円(登録講習機関なら免除あり) |
| 身体検査料 | 不要 | 5,200〜14,900円 |
| 技能証明書発行料 | 3,000円 | 3,000円 |
| 合計目安 | 約18〜33万円 | 約43〜65万円 |
一等と二等の違い・どちらを取るべきか
| 項目 | 二等資格 | 一等資格 |
|---|---|---|
| Level 3飛行(補助者なし目視外) | ✅ 可能 | ✅ 可能 |
| Level 4飛行(有人地帯での目視外) | ❌ 不可 | ✅ 可能 |
| 飛行許可申請の簡略化 | ✅ 一部可能 | ✅ より広範囲 |
| 対象者 | 趣味・副業・一般業務 | 物流・インフラ点検・業務専業 |
| おすすめ度 | ★★★ まず二等から | ★★☆ 業務専業向け |
独学 vs スクール:費用比較
| 方法 | 費用目安 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 学科のみ独学 | 〜3万円 | 最安・公式テキスト無料 | 実地は別途スクールor試験会場が必要 |
| 登録講習機関(実地のみ) | 5〜20万円 | 実地試験の一部免除・コスト抑制 | 学科は別途独学が必要 |
| スクール通学(学科+実地) | 15〜30万円 | 合格率が高い・サポート充実 | 費用が高い |
最もコスパが良い方法
**学科試験を独学で合格 → 実地のみ登録講習機関のスクールで受講** の組み合わせが最もコストを抑えられます。学科試験は公式テキスト(無料DL可)+問題集で独学合格が十分可能です。
補助金・助成金で費用を大幅に削減する方法
① 人材開発支援助成金(最大75%削減)
企業の従業員がスクールを受講する場合、厚生労働省の「人材開発支援助成金」を活用できます。
| 対象 | 助成率 | 注意点 |
|---|---|---|
| 中小企業の従業員 | 最大75% | 事前に計画届の提出が必要。研修開始前に申請を完了 |
| 大企業の従業員 | 最大60% | 同上 |
| 個人事業主・フリーランス | 対象外 | 都道府県独自の補助金を確認 |
② 都道府県・市区町村の農業・産業振興補助金
農業用ドローン・インフラ点検目的での資格取得は、自治体の産業振興補助金の対象になるケースがあります。居住地の自治体ホームページで「ドローン 補助金」で検索してください。
費用を抑えるポイントまとめ
| ポイント | 節約額目安 |
|---|---|
| 学科試験を独学で受験(スクール学科受講をスキップ) | 5〜15万円削減 |
| 登録講習機関で実地のみ受講(実地試験免除を活用) | 実地試験料22,000円が免除 |
| 人材開発支援助成金を活用(会社員の場合) | スクール費用の60〜75% |
| 経験者コース(操縦経験あり)を選択 | 初学者コースより10〜20万円安い |
まとめ|二等なら独学学科+スクール実地の組み合わせが最もコスパ良い
- 二等の取得費用目安は18〜33万円(スクール+試験料込み)
- 一等は43〜65万円。業務専業でLevel 4飛行が必要な方向け
- 費用を抑えるなら「学科独学+実地のみスクール」の組み合わせが最安
- 会社員は人材開発支援助成金で費用の最大75%を助成してもらえる
- 試験料・証明書発行料はスクール費用とは別途必要。総額を確認してから申し込む
▼ ドローンスクールの選び方を知りたい方
▼ 国家資格を独学で取得する勉強法を知りたい方
▼ 補助金申請の手順を確認したい方
よくある質問
▶ Q. ドローンの国家資格は何歳から取得できますか?
A. 二等は16歳以上、一等は18歳以上から受験できます。ただし16〜17歳の方は保護者の同意が必要な場合があります。
▶ Q. 国家資格の有効期限はありますか?
A. 技能証明書の有効期限はありませんが、定期的な講習(3年ごと)の受講が推奨されています。また身体検査は一等資格者に対して定期的な受検が必要です。
DronePass 運営者
2025年からドローンを始め、DJI Mini 4 Proを購入。DIPS2.0での機体登録・飛行許可申請を自ら経験し、国家資格(二等)取得に向けて勉強中。法律・機材・飛行ルール・機種レビューを実体験ベースで発信しています。





