
「100g未満なら何もしなくていいの?」
「海外の249g基準と日本の100g規制はどう違う?」
「DJI Mini 4 Proは何グラム?」
ドローンの規制は重量によって大きく変わります。国土交通省の航空法に基づき、重量区分ごとに義務付けられている手続きを解説します。
この記事では重量別の規制の違いを初心者向けにわかりやすくまとめます。
📋 この記事を読めばわかること
- 重量区分ごとに必要な手続きの違い
- 「100g未満」と「100g以上(無人航空機)」で必要な手続きの違い
- 「249g未満」表記の機体は実際に何グラムか
- 重量の計り方(バッテリー込みか否か)
重量別・規制と必要手続きの違い
「航空の用に供することができる機器であって、構造上人が乗ることができないもののうち、遠隔操作又は自動操縦により飛行させることができるもので、重量(無人航空機本体の重量及びバッテリーの重量の合計)が100グラム以上のもの」
| 重量区分 | 機体登録 | リモートID | 飛行許可申請 | 主な対象機種例 |
|---|---|---|---|---|
| 100g未満 | 不要 | 不要 | 航空法の機体登録・リモートID・特定飛行の許可承認は対象外。ただし空港等周辺での飛行・高高度(地表・水面から150m以上)での飛行は航空法で禁止。小型無人機等飛行禁止法・条例・電波法も適用 | トイドローン全般 Holy Stone HS210等 |
| 100g以上 250g未満 |
必要 | 必要 | 特定飛行のみ必要 | DJI Mini 4 Pro DJI Mini 4K DJI Mini 3 DJI Neo |
| 100g以上(重量上限なし) | 必要 | 必要 | 特定飛行を行う場合のみ申請が必要 | DJI Air 3S DJI Mavic 3 農業用ドローン |
重量の計り方:バッテリーを含む
規制の対象となる重量は「機体本体+バッテリーの合計」です。プロペラは本体の一部として含みます。アクセサリー(プロペラガード・SDカード・ストラップ等)は含みません。
主要DJI機体の実際の重量
| 機種 | 公称重量 | 機体登録 | 規制カテゴリー |
|---|---|---|---|
| DJI Neo | 約135g | 必要 | 100g以上250g未満 |
| DJI Mini 4K | 約246g | 必要 | 100g以上250g未満 |
| DJI Mini 3 | 249g未満 | 必要 | 100g以上250g未満 |
| DJI Mini 4 Pro | 249g未満(標準バッテリー時)。バッテリーPlus使用時は249gを超える | 必要 | 100g以上250g未満 |
| DJI Mini 5 Pro | 約249.9g(±4g、250gを超える個体あり) | 必要 | 100g以上25kg未満 |
| DJI Air 3S | 約724g | 必要 | 250g以上 |
100g未満でも注意が必要なケース
100g未満のトイドローンは航空法の機体登録・リモートID・飛行許可申請の対象外ですが、以下の規制は重量に関わらず適用されます。
| 規制の種類 | 対象 | 内容 |
|---|---|---|
| 小型無人機等飛行禁止法 | 重量問わず全機体 | 国会・官邸・原発・在日米軍施設周辺での飛行禁止 |
| 自治体条例 | 重量問わず全機体 | 公園・海浜など自治体が独自に禁止するエリア |
| 電波法 | 技適マークのない機体 | 技適マークなしの機体は日本国内での使用が違法 |
まとめ|重量で手続きが変わる・100g未満でも完全に自由ではない
- 重量の基準は「機体本体+バッテリーの合計」。アクセサリーは含まない
- 100g以上はすべて機体登録・リモートID設定が必要
- 「249g未満」と表記されたDJIの機体も100gを超えるため機体登録は必須
- 100g未満のトイドローンでも小型無人機等飛行禁止法・自治体条例は適用される
- 技適マークのない格安機体は重量に関わらず国内使用が電波法違反になる
▼ 機体登録(DIPS2.0)の手順を確認したい方
▼ リモートID設定の詳しい手順を確認したい方
▼ 飛ばせる場所の調べ方を知りたい方
▼ 初心者向けドローンの選び方を比較したい方
よくある質問
▶ Q. プロペラガードを付けると重量が変わって規制対象になりますか?
A. 規制の対象となる重量は「機体本体+バッテリーの合計」で計算します。プロペラガード・SDカード・ストラップなどのアクセサリーは含みません。ただし、メーカーが公称重量に含めている場合は確認が必要です。
▶ Q. 100g未満のドローンはどこでも自由に飛ばせますか?
A. 航空法の特定飛行規制は対象外ですが、小型無人機等飛行禁止法・自治体条例は重量に関わらず適用されます。国会周辺・原発周辺・条例で禁止された公園などでは飛ばせません。
DronePass 運営者
2025年からドローンを始め、DJI Mini 4 Proを購入。DIPS2.0での機体登録・飛行許可申請を自ら経験し、国家資格(二等)取得に向けて勉強中。法律・機材・飛行ルール・機種レビューを実体験ベースで発信しています。





