【2026年版】DIPS2.0(ドローン情報基盤システム)とは?できること一覧と手続きの正しい順番

DIPS2.0(ドローン情報基盤システム)は、ドローンの機体登録・飛行許可の申請・飛行計画の通報などをオンラインで行う、国土交通省のシステムです。この記事では、DIPS2.0で何ができるかと、どの順番で使えばいいかを表で整理します。

この記事は国土交通省の公開情報をもとにした整理です。画面の細かい操作は、各手続きの解説記事と公式マニュアルで確認してください。

 

この記事の結論

  • DIPS2.0は、国土交通省が運営する公式のオンラインシステムで、利用そのものは無料です(機体登録などには手数料がかかります)。
  • 使う順番は①アカウント作成 → ②機体登録 → ③(特定飛行をする場合)許可・承認申請 → ④飛行計画の通報です。
  • 許可・承認の申請は、飛行開始予定日の少なくとも10開庁日前までに出すよう国土交通省が案内しています。
  • 公式の入口は https://www.ossportal.dips.mlit.go.jp/portal/top/ です。

 

DIPS2.0とは

項目 内容
正式名称 ドローン情報基盤システム2.0(DIPS2.0)
運営 国土交通省 航空局
公式ポータル https://www.ossportal.dips.mlit.go.jp/portal/top/
利用料 無料(機体登録の手数料など、手続きごとの費用は別)
使う人 100g以上のドローンを持つ人、特定飛行をする人、国家資格を申請する人など

 

DIPS2.0でできること一覧

手続き どんなときに使う? 費用 詳しい解説
機体登録 100g以上の機体を飛ばす前(有効期間3年・更新も同じ) 1機900円〜 機体登録の手順
飛行許可・承認の申請 DID上空・夜間・目視外など、特定飛行をするとき 申請手数料なし 許可申請の種類
飛行計画の通報 特定飛行をする前(それ以外の飛行は推奨) なし 飛行計画の通報方法
事故等の報告 人の死傷・物の損壊などの事故が起きたとき なし —
技能証明(国家資格)の申請 学科試験などの受験前の登録、技能証明書の交付・更新 交付手数料など 国家資格の費用
登録の変更・抹消 住所変更、売却・紛失・廃棄のとき — 抹消の方法

出典:国土交通省「無人航空機の飛行許可・承認手続」「航空法における無人航空機の飛行ルールについて」「ドローン登録システム よくある質問」(2026年9月確認)

 

手続きの正しい順番

順番 手続き タイミングの目安
1 DIPS2.0のアカウント作成 機体を買ったらすぐ
2 機体登録(手数料の納付まで) 初めて飛ばす日の2週間ほど前までに(発行まで最大10開庁日ほど)
3 登録記号の表示・リモートIDの設定 登録記号が発行されたらすぐ
4 飛行許可・承認の申請(特定飛行をする場合) 飛行開始予定日の少なくとも10開庁日前
5 飛行計画の通報(特定飛行をする場合) 飛行を始める前
6 飛行日誌の記録(特定飛行をする場合) 飛行・点検・整備のたび

※機体登録の日数は「手数料の納付通知まで1〜5開庁日、納付後の発行まで1〜5開庁日」(国土交通省 DIPS登録システムFAQ)をもとにした目安です。

よくある迷いポイント:「機体登録」と「飛行許可」は別の手続き

機体登録は、100g以上の機体なら全員に必要です。飛行許可・承認は、特定飛行をする人だけに必要です。「登録したから許可も取れた」「許可を取ったから登録は不要」ではありません。

 

許可・承認申請の基本

  • 申請は原則としてDIPS2.0でオンラインで行います(書面での申請は例外的な扱い)。
  • 申請先は飛行の内容で変わります。空港周辺・緊急用務空域・150m以上は東京または関西の空港事務所長、それ以外は東京または大阪の航空局長です。
  • 同じ飛ばし方をくり返す場合は、期間や範囲をまとめて申請する包括申請を使えます。
  • 2025年12月18日から、民間資格による申請書類の省略は廃止されました。書類の一部を省略できるのは国家資格の保有者です。

個人での包括申請は個人で包括申請をする方法で解説しています。

 

使うときの注意点

  • 入口のURLを確認:申請代行業者などのサイトと間違えないよう、国土交通省のページからリンクされている公式ポータルを使いましょう。
  • メールの受信設定:審査や納付の通知はメールで届くので、迷惑メールに振り分けられていないか確認します。
  • ログインできないとき:DIPS2.0のログイン方法とエラー・トラブル対処法を確認し、解決しない場合はヘルプデスクに問い合わせます。
  • ヘルプデスクの電話番号:2026年8月に変更されています。国土交通省のページで最新の番号を確認してください。

 

よくある質問

Q. DIPS2.0の利用にお金はかかりますか?

システムの利用は無料です。機体登録には1機900円〜の手数料、国家資格には試験・交付の手数料がかかります。飛行許可・承認の申請に手数料はかかりません。

Q. 100g未満のドローンでもDIPS2.0を使いますか?

100g未満は機体登録や特定飛行の許可の対象外なので、基本的に使いません。ただし、空港周辺・150m以上で飛ばす場合は許可等が必要です。詳しくはドローン100g未満の規制まとめをご覧ください。

Q. 会社の機体はどう登録しますか?

法人はgBizIDで本人確認をして登録します。手順はDIPS2.0の法人登録方法をご覧ください。

 

まとめ

  • DIPS2.0は機体登録・許可申請・飛行計画の通報をまとめて行う国の公式システムです。
  • 順番はアカウント → 機体登録 → 表示・リモートID → (特定飛行なら)許可申請 → 通報。
  • 許可申請は10開庁日前まで、機体登録も発行まで最大10開庁日ほどかかるので早めに進めましょう。

はじめての方はドローンの始め方|初心者の5ステップもあわせてどうぞ。

 

参照元一覧

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