【2026年版】ドローンのリモートIDの設定方法|内蔵型・外付け型の違い、DIPS APPでの書き込み、免除されるケース

100g以上のドローンは、機体登録のあとにリモートIDを備えてから飛ばす必要があります。まず、自分の機体でやることを下の表で確認してください。

あなたの機体 やること
リモートIDを内蔵した機体 登録記号などの情報を機体に書き込み、発信されているか確認する
リモートIDを内蔵していない機体(古い機体・自作機など) 国の技術規格に適合した外付け型の機器を取り付け、情報を書き込む
2022年6月19日までの事前登録期間に登録した機体 リモートIDの搭載は免除(ただし機体登録の更新は必要)
100g未満の機体 機体登録・リモートIDとも不要

内蔵しているかどうかは、機体の取扱説明書やメーカーの公式サイトで確認できます。

 

リモートIDとは

リモートIDは、飛んでいるドローンが自分の識別情報を電波で発信する機能です。登録記号を含む機体の識別情報に加え、位置・速度・高度・時刻などの情報が1秒に1回以上発信されます。警察や航空局などが、飛んでいる機体が登録済みかどうかを確認できるようにするための仕組みです。

 

書き込みの手順

リモートIDへの情報の書き込みには、国の専用スマートフォンアプリ「DIPS APP」を使います。大まかな流れは次のとおりです。

  1. DIPS2.0で機体登録を済ませ、登録記号を受け取る(機体登録の手順)
  2. スマートフォンにDIPS APPを入れ、DIPS2.0のアカウントでログインする
  3. 書き込みたい機体(またはリモートID機器)を接続できる状態にする
  4. アプリの機体一覧から対象の機体を選び、「リモートID書込」から接続できる機体を選ぶ
  5. 表示された機体の情報が正しいか確認して書き込む
  6. 機体一覧の表示が「済み」になれば完了

機体を接続できる状態にする方法は、製品ごとに違います。機体・機器の取扱説明書に書き込みの手順が案内されている場合は、そちらに従ってください。DIPS APPでは、所有する機体が発信している情報を確認することもできます。

 

外付け型を選ぶときの注意

  • 国土交通省が公開している「適合しているとして届出があったリモートID機器等の一覧」に載っている製品かを確認する
  • 取り付けで機体の重量やバランスが変わるため、取り付け位置と重量を確認する
  • 電源の取り方(機体から給電か、内蔵バッテリーか)と、飛行前に電源を入れ忘れないかを確認する

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リモートIDが免除されるケース

ケース 内容
事前登録期間の機体 2021年12月20日〜2022年6月19日に登録した機体
係留した飛行 ひもなどで機体をつないだ状態での飛行
届け出た区域での飛行 あらかじめ国に届け出た区域(リモートID特定区域)での飛行
捜査などの秘匿が必要な飛行 警察などが行う、秘匿が必要な飛行

出典:国土交通省「無人航空機登録要領」

 

よくあるつまずき

つまずき 確認すること
書き込み先の機体が一覧に出てこない 機体・機器が接続できる状態になっているか(取扱説明書の手順)
登録記号が見つからない DIPS2.0で登録が完了しているか(手数料の納付後に発行されます)
機体を買い替えた・譲った 新しい機体は新たに登録。譲った機体は抹消か所有者の移転の手続き(抹消の方法)
書き込んだのに発信されているか不安 DIPS APPの「所有機体の発信情報を確認する」機能で確認

 

リモートIDと登録記号の表示はセット

リモートIDの書き込みとあわせて、機体への登録記号の表示(25kg未満は文字の高さ3mm以上)も必要です。貼る場所のルールは登録記号の表示ルールで解説しています。

 

よくある質問

Q. リモートIDを備えずに飛ばすとどうなりますか?

リモートIDの搭載義務に違反すると50万円以下の罰金の対象です。機体登録をせずに飛ばした場合は、1年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金の対象になります。

Q. 室内で飛ばすだけでもリモートIDは必要ですか?

屋内の飛行は航空法の規制の対象外です。屋外で飛ばす100g以上の機体が対象です。

 

参照元一覧

※罰則は行政書士法人の罰則一覧(2026年7月版)で照合しています。

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